オカリナ日和っ

ネクソンのオンラインゲーム TWのルシアンへの愛と妄想を語るブログです

ランジエ様の予習と復習・・・(2)

つづきからです

ランジエは覆いかぶさるように僕を抱きしめて、そのままベットに押し倒した。
(待ってよランジエ・・・僕、まだ心の準備が・・・)
ってあれ?
「・・・すー」
押し倒されたまま、僕はランジエの寝息を聞いた。
え?何で・・?さっきの薬って、まさか睡眠薬??
そんな事を思いながら、僕も頭のくらくらに身を任せて眠ってしまった。

ん・・・?明るい、朝か 小鳥の鳴き声も聞こえる・・・
「起きましたか?おはようございます」
僕は優しい声のするほうを見た。
「ルシアン」
ランジエが優しく微笑んで、僕の髪を撫でてくれた。
僕は、なんとランジエに腕枕してもらっている状態だった。
微笑むランジエは、昨日とは別人みたいだ。
「おはようランジエ」
良かった、キミが戻ってきてくれて、あれは夢だったんだねーーー
「ルシアン、シュミレーション通りのようですね」
・・・夢じゃなかったみたい。僕は抱きつこうとした腕を引っ込めた。
「ランジエ、一応聞くけどさ、何のシュミレーションだったの?」
ランジエは真面目に僕に説明してくれた。
「あれはですね、恋人同士は一緒に寝ると様々な文献に書いてあったので、私も自分の寝相が気になってしまいまして」
「それで、あなたの分身と共に寝てシュミレーションしていたのです」
「その結果、寝る前・寝起きのリュック達の位置を確認しても、まったくズレがありませんでした」
「なので、これから安心して私の隣で眠って下さいね」
ベッドのシーツをよく見ると、リュック達の位置の印が付けてあった。ミリ単位で。
さすがランジエ、細かいなぁ・・・じゃなくて。
「その為に、睡眠薬まで使ったの?」
「その件については謝ります 最終確認を早くしたかったもので」
・・・ランジエの準備したものには注意しよう、うん 
「ねぇ、何日くらいシュミレーションしてたの、リュックと一緒に」
こんなバカなことを、と心の中で続けた。
「2ヶ月程でしょうか 寝ている時にルシアンを蹴るなどして、あなたに痛い思いをさせてはいけませんから」
・・・あれ?僕と付き合う前からなの?
「ルシアン、リュックに妬かないで下さい」
妬いてないよっ
「これから、ここはあなたの場所なのですから」
そう言いながら、ランジエは僕をぎゅっと抱きしめてくれた。
(ランジエは僕が思ってた以上に真面目で変わってるけど・・・でも僕はランジエが大好き)

「そろそろ起きましょうか」
ランジエは僕を抱きしめたまま、窓の方に視線を移してこう呟いた。

「文献にあったとおり、こういった朝には小鳥の鳴き声が聞こえるものなのですね」
ランジエの読んだ本って・・・
「一緒に眠って、小鳥の鳴き声で目を覚ます 恋人同士の素敵な習慣ですね」
僕はニッコリ笑顔のランジエを見ながら
(そんな妙な習慣があるなんて知らなかったけど、ランジエと一緒なら素敵だな)
そんな事を思っていた。

ランジエが別ジャンルの文献を発見して、また何かのシュミレーションを始めるまで@数ヵ月・・・

 

そんな真面目なランジエが大好きです(((o(*゚▽゚*)o)))

ランジエからの告白SSも書きたいです