オカリナ日和っ

ネクソンのオンラインゲーム TWのルシアンへの愛と妄想を語るブログです

イベント開始?・・・(2)

前回の続きです

俺たちは、メリーゴランド側にいるぜりっぴからパズルを受けることにした。
まず「あっち こっちパネル」からだな。
これは、敵を倒してパネルを拾い集めてレールパズルを解いていくものらしい。
「行くぞ、ルシアン」
俺たちは一緒に迷路の様な通路に飛ばされた。

飛んだ場所には、多くのトゥートゥーが湧いていた。
「こいつらを倒してパネル集めるぞ」
(・・・にしても、今の仕様だとトゥートゥー叩くのなんて結構先だよな・・・)
俺はふとライディア周辺を思い出していた・・・
元々、コイツら何処にいたっけな?なんて思いながら。

「うわっ 真っ暗になったよっ」
ルシアンの声で俺は我に返った。
この床の割れ目って、踏むと暗黒かかるのかよ 凝ってるな。
「ったく、万能薬持ってねーのか?」
「持ってるよ でもここだと使えないんだって もう、何なんだよっ」
ドジでめんどくさいヤツだな・・・
「ほら、こっちだ」
俺はルシアンの手を握って、ゆっくり歩いてやった。
「えへへ、ありがとう マキシミン」
目が見えない為か、今のルシアンは従順だ。
・・・ん、薄暗い中、二人だけで、しかも目が見えなくて従順なルシアン・・・
(ちょっと、イタズラするか)
俺はルシアンの手を離してた。
「えっ?えっ? どうしたのマキシミンっ」
一人で放り出されたルシアンは手を伸ばして俺を探している。
ルシアンから触れられない様にしながら、そっと近づいて顔を寄せて、唇だけ触れる様にそっとキスした。
「!」
ルシアンはびくっと体を震わせたが、すぐに俺のキスを受け入れて、手を俺の背中に回してくれた。
もしかしたら、抵抗されるかな、と思っていた分、その反応が嬉しくて可愛く思えた。
俺はルシアンの柔らかくてぷにぷにした唇の感触を十分味わって、そっと唇を離した。
すでにルシアンの暗黒は解けていた。
「もう・・・何なんだよ、いきなりさ」
そなこと言いながら、ルシアンは照れて赤くなっている。可愛いヤツだ。
「ククッ 驚いたか? 誰か分からなかったとか?」                          「二人しかいないのに、分からない訳ないじゃないか」
「そりゃあ、そうだけど お前なら分からないかなって思ってさ」
ルシアンが俺を間違うなんて思ってないけどな。俺だって、ルシアンを間違えたりしない。
「すぐに分かるよ、だってさ・・・・」
「だって、何だよ ルシアン」
意地悪な俺は、その先をルシアンに言わせたくなる。
「だって、何回もキスしたしさ マキシミンだってすぐわかるよ」
「マキシミンの唇も手も、触れたらすぐに分かるよ 僕、恋人なんだもん」
(ルシアン、俺だって、お前に触れられたら、すぐ分かるよ 敢えて言わないけどな・・・)
言わないかわりに、今度はルシアンを抱きしめてからキスした。
コイツの顔も、性格も、声も、話し方も全部好きだし、俺のものだ。
お互い、キスに没頭してるうちにパズルの制限時間は過ぎてしまった・・・。

まずいな、ルシアンと一緒だとつい目的を忘れてしまう。
でも
「終わっちゃったね・・・次こそ、ちゃんとパズル解くよっ えへへ」
ルシアンから誘われて、断るのも勿体無い。
誕生日までにプレゼントを確保するためだ、別に時間を取ってイベントこなすか。
「どうしたの??」
「な、何でもねーよ 遅くなる前に帰るぞ」
(遅い時間になると人が増えて、また俺のルシアンに声をかけるヤツが出てくるからな・・・)
「うんっ 今日は一緒に帰ろう」
ルシアンが俺の腕にしがみついてきた。
さっきから、何人かルシアンを見てやがるな・・そいつらに『羨ましいだろ』と言いたい気持ちを抑えながら、俺たちはネニャフル学園の寮に戻った。

 

いちゃいちゃマキルシです。

マキシよ、イベ間に合うのか・・・w