オカリナ日和っ

ネクソンのオンラインゲーム TWのルシアンへの愛と妄想を語るブログです

イベント開始・・・(1)

マキルシでイベント参加話です

 

「わぁ・・・人がいっぱいだねっ 何処から回ろうか、マキシミン」
「おぅ、そうだな うろちょろしてはぐれるんじゃねーぞ、ルシアン」

俺たちは10周年イベント会場のブルーコーラルの遊園地にやってきた。
5種類のゲームの中から3種類選んでいくものらしい。
その内、2種類は3人までのPTで行けるらしいが、俺たち2人でいいだろう。
PT募集してるやつらを無視してルールの確認をしてると、ルシアンが声をかけられていた。
「ねぇ、そこの可愛いキミ 良かったら一緒にイベント行こうよ」
「初めての参加でしょ?いろいろ教えてあげるよ」
(ちっ、どこのバカだよ、俺のルシアンに声かけてんのは・・・)
ルシアンに自覚はないが、アイツは可愛いし身なりも良い。よって、人目を引いてしまう。
今みたいに、男から声をかけられることもあるが、どうも本人はピンときてない。
そもそも、本人は『僕はかっこいい』と思ってるらしい。
(幸せなヤツだな・・・)
なんで、近づくアホ男達を追い払うのは俺の仕事だ。
俺はイライラしながら、ルシアンの側に駆け寄って腕を掴んだ。
「あのなぁ、こいつはもうPT決まってんだよ 他に行けよ」
そう言っても、アホ男はルシアンが気に入ったのか、図太くてしぶとかった。
「そうなんだ、残念 じゃあメッセ交換しようよ
そんなフザケた事を言いながらルシアンにメモを渡そうとしやがった。
俺はアホ男の手を叩き払って、ルシアンの腕を引っ張っていった。

「待ってよ、マキシミン 痛いってば」
イライラしすぎてた俺は、ルシアンの声で我に返った。
でも・・・
「変なヤツ相手にしてんじゃねーよ、バカ」
「このイベントって、3人まで行けるから、一緒に行こうって言われただけだよ」
・・・俺と二人じゃ不満なのかよ・・・
「でも、断ろうと思ってたんだ だって、マキシミンと二人でクリアしたかったしさ えへへっ」
同じ思いで良かった・・・安心した。
「おぅ、俺がサクっと解いてやるよ 足でまといになるなよ ククッ」
俺は掴んでた腕を放して、そっと手を繋いだ。
こんな場所だが、他のヤツらはイベントに夢中だ。気付かれないだろう。
ルシアンは驚いたようだが、手を握り返してくれた。
「僕もがんばるよっ 僕たち2人ならすぐクリアしちゃうねっ」
ルシアン笑顔を見ると、こっちまで何でも出来るような気になってくる。
俺たちはメリーゴーランドに向かった。

 

次の更新に続きます。

ルシアンは女子より男子にモテると思うのw

マキシミンがんばって追い払って(๑≧౪≦)