一番のプレゼントは・・・(3)
(2)で終わる予定だったのですが、つづきです。
若干いかがわしいかも(?)ですが、ランジエ様へのプレゼントです
「ルシアン、目を閉じてください」
これは、ランジエからのキスの合図。僕はキュッと目を閉じた。
(恥ずかしいんだけど、嬉しくてニヤけてるかも、僕)
待ってると、いつも通りランジエの唇が触れた。
(ん・・・暖かくて気持ちいい・・)
でも今日のキスはいつもと違ってた。
(ん?ランジエの舌が・・・ふぁっ・・)
ランジエの僕の唇を舐めて、開かせて、そのまま中に入ってきた・・・
(え?なに・・? んっ・・)
舌を絡められた。僕はびっくりして、何も出来ないでいた。
くちゅ・・くちゅ
(ん・・・ぁ、これもキスなの? 気持ちいい・・)
僕はいつも以上にポーっとなって、ランジエの為すがままになっていた。
キスを堪能して、ランジエが名残惜しそうに唇を離した。
「ルシアン、大人のキスはいかがでしたか?」
(あ、ランジエのほっぺたも赤くなってる・・気持ちよかったの、僕だけじゃないんだ)
「うん・・凄く気持ちよかったよ・・・僕、力抜けちゃった・・」
息を整えながら言って、ランジエに抱きつくようにもたれ掛かった。
ランジエは僕を抱きしめ直して
「では・・・ベットに行きましょうか、ルシアン」
そう言ってくれたので、僕はそのまま頷いた。
ランジエは僕をベットに運んでくれて、寝かせてくれて、抱きしめてくれた。
「ルシアン、その、いいのですか?」
(うん?何がだろう・・・?でもランジエなら何でも許せるし、何でも出来るよ、僕)
「うん、いいよ 僕、ランジエが大好きだもん」
僕の答えを聞いて、ランジエは、分かりました、って言って・・僕のジャケットを脱がせてシャツをはだけさせた。
いつものランジエとは、何か違う・・・。
露わになった僕の薄い胸を、ランジエの冷たい手が撫でるように触れた。
「わっ・・何?ランジエ・・くすぐったいよ」
(ん?何で僕、擽られてるの? イタズラ?)
「すみません、この触り方では擽ったいだけのようですね」
次は僕の胸の突起を指の腹でクリクリと押すように触れられた。
「ふぁっ・・擽ったいけど・・・変な感じ・・だよ・・ランジエっ・・」
自分の体なのに、自分でもよくわからない・・息が上がってきちゃうし・・・
「ルシアン、気持ちいいですか?」
「う・・気持ちいい・・・のかな、この感じ 変になりそうなんだ、僕・・」
(これ以上ランジエに触られたら僕のカラダ、本当に変になちゃうよ・・・)
ランジエはそんな僕の反応に満足したように微笑んでる。僕の耳元に顔を寄せて
「素直で、開発しがいがありそうですね・・・」
なんて言われた。うぅ・・何のことだよ・・・??
「ねぇ、ランジエ、僕もランジエにしてあげるよ、交代」
ランジエは一瞬驚いた顔をして、笑いながら言った。
「ふふっ、あなたは良いですね、本当に素直で、色気があるのか無いのか分からない」
(うぅ、ちょっと酷い・・・)
「ルシアン、愛しています」
ランジエに抱きしめてもらった。暖かい・・・。
「どうしたのいきなり・・・僕も、愛してるよランジエ」
「今夜はすみません、何故かその・・・焦ってしまって」
(うん?焦るって何が?)
「ルシアン、これから何をするのか、分かってないでしょう?」
「・・・うん、実はよくわかんなくてさ でも、ランジエなら僕・・」
「それではダメですよ、合意にはなりませんから」
「だから、もう少し待ちますよ 大切にしたいんです」
そう言って、ランジエは優しくキスしてくれた。
いつもの、唇の触れるキス。
ランジエの優しさと暖かさに包まれて、僕は眠くなってしまった。
眠りに落ちる前に
「たくさんのプレゼントをありがとうルシアン」
そう言って、ランジエはもう一度、キスしてくれた。
ランジエ様、お誕生日おめでとうございます。
いちゃいちゃランルシが癒しです♪
そして何も知らないショタなルシアンがイイと思います
更に、ちっちゃいランジエ相手でも受けなルシアンが最高ですb