オカリナ日和っ

ネクソンのオンラインゲーム TWのルシアンへの愛と妄想を語るブログです

妄想代理夢・・・(1)

・・・ランルシになります その予定ですb

「ルシアンっ、ついに出来ましたよ」
僕の友達のティチエルが駆け寄ってきた。
「何が出来たの?ティチエル」
「ルシアンびっくりしますよぉー」
そう良いながら、彼女は僕に小瓶を差し出した。
「じゃーんっ 卒業できる薬、ですよぉ ルシアンが欲しがってたお薬ですぅ」
「わぁー、すごいよティチエル」
そういえば、ネニャフル学園は卒業が難しいと聞いて、ティチエルに卒業できる薬を頼んだんだっけ。
ちゃんと作ってくれたなんて、さすがティチエルだ。
「自信作なんですよぉ 飲んでみて下さいっ」
僕は小瓶を開けて一気に飲み干した。
(これで学園も卒業出来るし、冒険にも行ける 楽しみだな・・)
そんな事を考えていると、急にティチエルの身長が高くなった。
「あれ、ティチエル背が伸びた・・・?」
あれ、僕の声が高くなった。・・・高くなったと云うか別の声になった・・・
動揺する僕より、さらに驚いているティチエルが口を開いた。
「ル、ルシアン・・・女の子になっちゃったのですぅ・・・」
う、うそ・・・
僕は鏡代わりに窓を見た。
そこにはティチエルより小柄になって、更に華奢になってしまった僕がいた。
「わぁ、ルシアンとっても可愛いですよぉ」
ティチエルの呑気な声が聞こえる。
「ど、どうしよう、ティチエル、戻せる??」
「さっきのお薬、どこで調合を間違えたのでしょう・・・戻るお薬、さっそく造りますね」
ティチエルは調合レシピを見直しながら、薬作りに取り掛かってくれた。
(早く元に戻らなくちゃ・・・ん、女の子になったのか、僕・・じゃあ・・・)
そんなティチエルの横で、僕は恋人のランジエの事を思っていた。
(僕が女の子になった訳だし、今なら・・・け、結婚してずっと一緒にいられる・・・のかな)
僕は好きになった人とずーっと一緒にいたいと思っている、だから余計に卒業後のことを考えないようにしてた。
うん、ちょっと違うな『どうしたら一緒にいられるか』を考えても何も思い付かないでいた。        僕とランジエは恋人だけど、結婚できないし・・・大好きなのに何で・・・この悩みの答えが今出てしまった。一番ありえない答えが・・・・。
「ティ、ティチエル、薬さ、ちょっと待って 僕ね相談したい人がいるんだ えへへ」
「いいですよぉ・・・ルシアン、とっても嬉しそうなのですぅ」
ティチエル、何でわかったんだろう・・・
「ちょっと、行ってくるね」
僕はランジエがよく本を読んでいる、中庭に駆け出した。
「ランジエーーっ何処ー?僕ね、僕ね・・・」                                叫びながら大好きなランジエを探してると、不意に指を冷たい手に掴まれた。
「此処にいますよ、ルシアン」
(ん、優しい小声が聞こえた、ランジエだ・・・)
その手と声に安心したのか、僕の世界は暗転した・・・。


「ら、らんじえぇ・・・ 」
(あれ?真っ暗だ・・・でも冷たくて暖かいランジエの手を感じる)
「らんじえっ、あのね、僕ね、女の子になったんだよっ」
「はぁ・・・、安心して下さい、いつものルシアンですよ」
・・・・・はっ
そのランジエの声を聞いて、今度こそ目が覚めた僕は飛び起きた。

 

次の更新に続きます。

餌付けから始まって一緒に寝る習慣まで付けさせるとか、さすがっすねランジエ様