オカリナ日和っ

ネクソンのオンラインゲーム TWのルシアンへの愛と妄想を語るブログです

捻挫の後は、安静に・・・(1)

やっぱりランルシはいいですね ランルシSSです

「いたっっ」
僕は情けない声を上げて、そのまま倒れてしまった・・・。


それは、ビーナット先生の剣術授業での出来事だった。
僕は、自信のある剣術で足を挫いてしまったんだ。
しかも、受身にも失敗しちゃって、手首までじんじんと痛い。
自分でも信じられないよ。
今日の最後の授業だし、疲れて油断しちゃったかな・・・
(うぅぅ、僕、いつもは出来るのにさ・・・)
痛みとイジけてしまって立てないでいる僕のところに、ランジエが駆け寄って来てくれた。
「先生、応急処置をしてきます」
「あぁ、頼む 今日はそのまま安静にしていろ」
ビーナット先生は僕たちの退場を認めてくれたみたいだ。
「ルシアン、支えますよ 掴まって」
そう言って、ランジエは僕に肩を貸してくれた。
「ありがとうランジエ」
(さすが、僕の頼れる恋人だな・・・えへへ、僕幸せ・・・)


保健室で手当してもらった後、制服に着替えて寮のランジエの部屋に行った。
足首は思った以上に腫れていて、あまり動かすな、と言われてしまった。
腫れてるところを見ると、余計痛いような気になっちゃう・・・。
それで、保健室から近いランジエの部屋で痛みが引くまで休むことにしたんだ。
(まぁ、距離と云うより、痛い時に一人だと心細いから、なんだけどさ・・・)

ランジエは僕をベットに座らせた後、飲み物を準備してくれた。
「ランジエありがとうっ」
「捻挫だけで済んで良かったですね どうぞ」
ランジエの差し出してくれた冷たいレモネードはとっても美味しかった。
一息つくと、シャワーを浴びてさっぱりしたくなる・・・。
「ねぇ、ランジエ、シャワー借りていい?」
「・・・ルシアン 今、湿布を貼ったばかりですよ もう少し腫れが引いてからにして下さい」
うーん、僕の要求は正論で返されてしまった。
(でも、ダメって言われると、もっとシャワー浴びたくなっちゃうんだよね)
「すぐに上がるからさぁ いいでしょ?」
「今はダメですよ、せめて夜まで待って下さい」
ぴしゃりと断られてしまった。うぅぅ、ボリスより厳しいよ。
「ランジエってさ、ドラミちゃんみたいだよね・・・青いのに・・・お兄ちゃんなのに・・・」
「ルシ太くん、言ってる意味が解りませんが」
(・・・分かってるじゃん・・・)
ランジエは小さくためいきをついて
「では、洗面器とタオルを準備しますから、体を拭くだけで我慢して下さい」
と、代案を出してくれた。
「やったぁ、それでも気分転換になるよ えへへ、ありがとう」
ランジエは準備の為にシャワールームに向かってくれた。

 ランジエがお湯の張った洗面器とタオルを持って戻ってきたのは、その5分後かな。
「では拭きますから、脱いで下さい」
「・・・えっ」
体を拭くんだし、脱ぐのは当たり前なんだけど、何か恥ずかしい。
皆で海に行ったし、そもそも男同士なんだし、恥ずかしがるのも変なんだけど・・・。
うーん、うまく説明できないや。
「僕っ、そのくらい自分でできるよっ」
タオルを洗面器に浸して、絞ろうとして、僕はやっと手首も痛めていたことを思い出した。
・・・痛いよぉ・・・
「あっ、動かさないで下さい」
ランジエは僕の手を取ってくれた。
「不思議だな・・・僕ね、痛くなくなっちゃったよ ランジエの魔法かな えへへっ」
ランジエは優しく微笑んで、僕の手の甲を撫でてくれた。
「ルシアン・・・あなたが大切で心配なんです、分かって下さいね」
(わかってるよ、ランジエ・・・僕だってランジエが大事だもん)
僕はじーんと幸せに浸っていた。次のセリフで現実に戻るまでね。

「手首を捻ってはいけませんから、私が脱がせます 動かないで下さいね、ルシアン」

 

 

ルシアンさんピンチ!? 

 と、云うか何でルシアンは制服に着替えたの?

普通に考えたら、剣術授業の後だから私服か体操服じゃないの?手首痛いのに着替えるのか?

とか考えたらダメですw

いつもの白コート可愛くて好きだけど、あれは脱がしちゃダメだと思ってる(。・ ω<)ゞ